こんにちは
今年も残すところわずかになってきました。冷え込みも厳しくなってきましたので風邪をひかれないようお気をつけください。
西荻動物病院では12月より「犬のがんに対する血液検査」を開始します。
つきましては、がん検診の重要性、どのような検査なのか、注意点等についてまとめましたのでご一読ください。
がん検診の重要性
わんちゃんの死因1位はがんで、進行速度は人の約5~7倍といわれています。早期発見、早期治療がわんちゃんの寿命や生活の質を維持するため重要になります。しかし、初期のがんでは症状を出さないことも多く、症状が出た時点では既に重篤化しているといった事も多々見受けられます。
従来、がんの検出には様々な検査を行っていましたが、これらの検査で発見される時には既に多くのがん細胞が増え、転移を起こしていることもありました。そのため症状が出る前の初期のがんを発見することは非常に重要となります。

犬のがんに対する血液検査(Nu.Q Vet Cancer Test)とは
Nu.Q Vet Cancer Testとは細胞が壊れると放出される物質の血中濃度を測定し、がんに罹患しているリスクを判定するもので世界各国で実施されている検査です。
全種類のがんを検出することはできませんが、犬のがんの3分の1を占める全身性のがん(リンパ腫・血管肉腫・組織球性肉腫など)の約76%を検出することができます。
7歳以上のわんちゃんはもちろん以下の腫瘍になりやすいとされる若いわんちゃんにおすすめしています。

注意点
●絶食(最低4時間以上)が必要です。
●検査可能日は、月曜日から木曜日の9時から11時までです。
※祝日・年末年始(12/24-1/4)・ゴールデンウィーク・お盆期間等は検査できません。
※上記以外にも検査センターや検体配送会社の都合上検査をお受けできない場合があります。あらかじめ電話などで確認いただいた上でご来院ください。
●腫瘍以外の疾患・状態や薬剤による影響を受ける場合があります。
※身体の中で炎症が起きるような疾患にかかっていると高値になる場合があります。
※ステロイド製剤を投与中の場合は10-14日間の休薬を推奨しています。
この検査は健康なわんちゃんの全身性の腫瘍の早期検出を目的としています。がんに罹患しているリスクを判定するものであり、どのがんに罹っているかを調べるものではありません。結果としてリスクが高い場合は、その後血液検査や超音波検査、レントゲン検査を実施し、場合によってはCTやMRIを使用して腫瘍の診断を行います。
大切な家族と少しでも長く健康に過ごせるためにも是非がん検診をご検討ください。
ご不明な点などございましたらスタッフまでお声がけください。
[ご家族様向けサイト 動物と富士フィルム]
https://www.fujifilm.com/jp/ja/consumer/pet-healthcare/cancer-dog